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精密機器メーカーで20年以上にわたり、設計から製造、市場に至るまでの品質保証業務に従事。そのうち5年間の米国赴任、6年間の社内翻訳・通訳を経験。2007年から約10年間、翻訳コーディネーター・社内翻訳者・翻訳事業運営者として翻訳会社に勤務し、製造業の品質保証手法を応用した独自の翻訳品質保証体系を確立した。また、その考え方をベースに「翻訳者が実施すべき翻訳チェック」の考え方をまとめ、自身の翻訳で実践するとともに、2016年JTF翻訳祭では「翻訳チェック」をテーマに講演を行っている。翻訳チェック支援を目的として開発したワードマクロ「WildLight」をフリーウェアとして提供している。

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​翻訳チェックを復習しよう。

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​登壇者

齊藤 貴昭

Takaaki SAITO

産業翻訳者(英和・和英)

WildLight開発者

​講演日

10月27日(金)​

​時間

9:30 - 10:50​

​開催場所

JPタワーホール&​​カンファレンス

​ホール1

​アーカイブ

​講演概要

翻訳チェックを復習しよう。

翻訳者になる過程で翻訳を学ぶ機会は、翻訳学校や通信講座などで多く提供されている。しかし、「翻訳チェック」を学ぶ機会はあまりない。講演者も翻訳を学ぶ過程で、翻訳チェックを体系的に学べる講座やセミナーを探したが、そういったものが存在しないことに大きな疑問を感じ、自らの経験と知識を使って構築するに至った。

 

本講演では、製造業の品質保証に長年携わった講演者が、その経験を生かして構築した独自の「翻訳品質保証」の考え方より、「翻訳チェック」に焦点を絞って説明する。

翻訳という仕事の特性から、翻訳エラーの多くは「ヒューマンエラー」が原因を占めているが、それらのミスを特性別に分類分けし、お客様(後工程)にミスの無い翻訳を提供するために、どのような翻訳チェック項目を実施するべきか、また、それらのチェック項目をどのようなアプローチで実施すべきかを解説する。

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